何も決めない国

ウクライナ侵攻での国防議論。

 

ここでまた憲法議論に逆戻り。

 

「丁寧に議論して慎重に進めるべきだ」

自衛隊違憲だが、緊急事態には自衛隊を積極的に活用すべきた」

「国防費増額は悪乗りだ」

 

政治家の意見とは思えない。

そもそも憲法の議論は平時に考えるもの。平時にワーストケースを考えた議論をしないのは政治家失格である。

 

一方でウクライナ侵略には何の根拠もない。独裁者が決めたことが実行されただけであるし、ロシアの根拠は屁理屈を後付けしただけである。

 

独裁者の頭の中は誰もわからないし、本人だって1年後に何を考えて実行するかをわかっていないはず。

 

という国際情勢下において、日本にいつ刃が向くかなんて誰にもわからない。

 

政治家は生命をかけて決断するのが職務であるが、何かを決めると何も決められない勢力は反対する。そしてメディアは決めた政治家を糾弾する。

 

結局、破局寸前にならないと何も変えられない、何も決められない国が日本なのではないか?

 

過去に原爆が落ちるまで無策を続けたように。