2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

周到?誤算?

ロシアによるウクライナ侵略。 事前に様々な予想があり、大方は侵攻するメリットがない的なものだった。 しかし、専制者の頭の中は誰にもわからない。 最悪の結果となってしまった。最悪の結果を危惧したからウクライナはNATO加盟という道を模索していたのだ…

国連の賞味期限切れ

今に始まったことではないが、国連は機能していない。 第二次大戦後におきた大抵の国際紛争には大国が関与している。 戦後の大国、つまり現在の常任理事国である。 ご存じの通り、常任理事国には拒否権はある。従って、国際紛争を解決するための安全保障理事…

無理なものは無理だった

精神論という言葉は、昨今あまり良い言葉とは捉えられていない雰囲気がある。 悪い言葉ではないと思う。 ビジネスもスポーツも能力以外に精神力(強い思い)がなければ勝者とはなり得ない。 特にスポーツは、同じ能力を持つならば勝負を分けるのはメンタルで…

前時代の踏襲はもう無理

ビジネススクールで学ぶべき大きなテーマの一つがトップ論。 学ぶというよりも論理だてた議論をするというほうが正しいが。 様々な議論があれど、トップはなすべきことを明確にして、障壁となる課題解決を進めつつ、目的達成することである。ここは議論の余…

蒋介石を救った帝国軍人

蒋介石を救った帝国軍人 ――台湾軍事顧問団・白団の真相 (ちくま文庫) 作者:野嶋 剛 筑摩書房 Amazon 実は国共内戦で台湾に退避した蒋介石軍を訓練したのは旧日本軍将校達だった。 この本を読むまで、こんな事実があったとは知らなかった。 戦後台湾に赴いた…

陸軍将校の社会教育史(上下)

陸軍将校の教育社会史(上) ――立身出世と天皇制 (ちくま学芸文庫) 作者:広田 照幸 筑摩書房 Amazon 陸軍将校の教育社会史(下) ――立身出世と天皇制 (ちくま学芸文庫) 作者:広田 照幸 筑摩書房 Amazon この本を読んで、ちょっと戦前の軍人に対する見方が変わっ…

日本流リベラルの謎

「保守」対「リベラル」という対立構造が存在する。 このリベラルっていう単語が理解に苦しむ。 リベラルの定義はどこかにあるのであろう。しかしながら日本では左派の代名詞として自他ともに認めているから、話は難解となる。 そもそも自民党だって英語だと…

ビジネス失敗の本質

千三つという言葉がある通り大抵のビジネスは失敗する。 実際の失敗比率を定量的に示したデータは見つけられていないので、本当に3/1000つまり成功率0.3%が正しいかどうかは不明なれど、成功例は少ないのは言うまでもない。 なぜ失敗するのか??? 大雑把…